タオルドライをしているのに、ドライヤー前の髪から水が落ちる。反対に、早く乾かそうとして強くこすってしまう。そんなときは、拭く時間を延ばすより、タオルを当てる場所と動かし方を見直してみましょう。
根元を押さえ、耳の後ろと襟足を確認し、毛束をタオルではさむ。濡れた面は乾いた面へ替えるのが、このガイドの基本です。完全に乾くまでタオルを巻く手順ではありません。髪の長さや量に合わせて、余分な水気を取ってから次のケアへ進みます。
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タオルドライは、洗髪後の髪や地肌付近に残った水分をタオルへ移す工程です。髪を強く引っ張って伸ばしたり、乾くまで往復させたりする作業とは分けて考えます。ドライヤーを使う前の準備として、タオルの吸水できる面が髪へ当たっているかを確認しましょう。
タオルの表面がすでにびしょびしょなら、同じ場所で押さえ続けても水気を取りにくくなります。顔や体を拭いて湿った一枚だけで済ませにくい場合は、髪に使う乾いた面を残すか、別の清潔なタオルを用意する方法もあります。枚数を増やすこと自体より、自分の洗濯と保管の負担まで含めて選びます。
1.タオルをかぶせ、根元をやさしく押さえる
洗髪後、髪から水が落ちる場合は、手で毛束をやさしく包んで余分な水を切ってから、タオルをかぶせます。雑巾のようにねじって絞らないでください。タオル越しに指の腹を使い、地肌に近い部分を軽く押さえます。爪を立てたり、頭全体を左右へ強くこすったりせず、当てる場所を替えながら進めましょう。
前髪や頭頂部を押さえたら、後頭部にもタオルを当てます。表面だけをひとなでした時点で終わらせず、髪が重なる部分に水が残っていないかを確かめます。力を強くするより、濡れた場所へタオルの乾いた面を届かせることを意識してください。
2.耳の後ろと襟足へ、面を当てる
耳の後ろ、襟足、後頭部の内側は見落としやすい場所です。片手で髪を軽く分け、もう片方でタオルを当てると、外側だけでなく内側にも触れやすくなります。耳を折り曲げたり、首を強くひねったりする必要はありません。自分が楽に動かせる範囲で、左右を順に確認しましょう。
根元だけ何度もこすり直すのではなく、「前側」「耳の後ろ」「襟足」と場所を区切ると、同じところばかり触るのを避けやすくなります。髪が長い場合は、毛先を片側へまとめたままにせず、反対側の根元も確認してください。
3.中間から毛先は、毛束をはさんで押さえる

タオルを折って毛束を包み、両手のひらでやさしく押さえます。髪をタオルの中で前後へ滑らせず、押さえたら離し、次の位置へ当て直します。中間から毛先へ少しずつ場所を替えると、濡れた毛先だけを強く握る動きに偏りにくくなります。
ロングヘアは一束に全部を詰め込まず、扱いやすい束に分けます。表面のタオルは濡れるのに内側から水が落ちるなら、束を細くするか、内側へ当てる面を替えましょう。どの長さでも同じ回数押さえればよい、という決まりはありません。
4.濡れた面は乾いた面へ替える
タオルが水分を含んだら、折り返す、当てる位置を替える、必要なら別の乾いたタオルを使う、といった方法で吸水できる面を用意します。びしょびしょの面で長く巻くことを、次のケアへ進む条件にしないでください。
髪から水が滴らないかを確かめたら、使用する洗い流さないトリートメントの表示を確認して次の工程へ進みます。「タオルドライ後」と「完全に乾いた髪」の指定は同じではありません。塗布の基本はアウトバストリートメントの使い方で整理しています。
ねじる・ゴシゴシこする・強くたたく
急いでいても、髪をねじって水を絞ったり、タオルの両端で髪を往復させたりしないようにします。「ポンポン」という言葉も、力任せにたたく意味ではありません。毛束を軽く包んで押さえ、タオルへ水分を移す動きとして考えてください。
絡まりを、根元から無理にとかす
濡れた髪のブラッシングをすべて禁止する必要はありませんが、引っかかる毛束を力で通すのは避けます。目の粗いコームを使う場合は、毛先の絡まりから少しずつほどき、無理に引っ張らないようにしましょう。くしが通らないときは、そのまま押し進めないことが大切です。
タオルを巻いたまま、長く放置する
顔や体のケア中に髪をまとめる場合も、タオルへ任せたまま時間だけを延ばさないようにします。タオルは水分を取る道具であり、根元まで乾いたことを保証しません。きつく巻いて引っ張られる場合は巻き方を緩め、必要な吸水を終えたら髪を乾かす工程へ進みましょう。
吸水用タオルを選ぶときは、髪を包める大きさ、髪に引っかかりにくい手触り、洗濯後に乾かせる場所を確認します。マイクロファイバーなら何でも同じ、厚いほど必ず速い、と素材や厚さだけで順位づけする必要はありません。メーカーが示す試験結果と、自宅での髪の長さ・毛量・タオルの濡れ具合は条件が違います。
お風呂へ入る前にタオルを取りやすい場所へ置き、顔の保湿を長く待たせずに吸水とケアを組み合わせます。全体の流れは顔・体・髪のケアの順番、その後の送風は根元と内側の乾き残りを減らす乾かし方を参考にしてください。
何分くらい行えばいい?
長さ、毛量、タオルの状態が違うので、一律の時間では決められません。水が滴るか、タオルの面が十分吸水できているか、内側も押さえられたかを見ます。時間がかかるときは、力を加える前に面と毛束の分け方を替えてみましょう。
タオルだけで乾いたらドライヤーは不要?
タオルの外側が乾いて見えても、髪の根元まで乾いているとは限りません。自然に髪全体が乾いてまとまる場合と、濡れたまま寝る場合は分けて判断します。就寝前は内側まで確認し、湿りが残れば乾かしてください。
吸水タオルならこすっても平気?
吸水性をうたう製品でも、強くこする動きを前提にはしません。洗濯や使用の注意を守り、包んで押さえる使い方から確認しましょう。短縮できる時間や効果は、製品ごとの試験条件が分からなければ比較できません。
タオルやコームを探す場合は、扱いやすさと手入れのしやすさも確認してください。eBay公式ショッピングサイト Qoo10(キューテン)![]()
参考:MTG・タオルドライの手順と注意点、花王・乾かし方のポイント。2026年10月確認。吸水や乾燥の時間を一律に保証する記事ではありません。

