毛穴を綺麗にしたい時に使うものと言えば毛穴パック!
と言うぐらい毛穴パックが浸透している日本ですが、実は毛穴パックはとても大きなリスクを持っていて使わない方が良いとされています。
今回の記事ではそんな毛穴パックを使う際のリスクをまとめてみました。
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毛穴パックとは
毛穴パックとは角栓や毛穴の黒ずみもスッキリと取り除いてくれる美容グッズの1つです。
昔は白いパックが主流でしたが、最近はどれだけ汚れが取れたのか目に見える黒いパックが人気を占めています。
この毛穴パックを使った事がある人は分かるかもしれませんが、剥がした後のパックについている汚れを見ると「こんなに汚れが取れた!」と嬉しくなります。しかし実際は、汚れは取り除けていますが肌を守るために必要な成分までも吸着してしまっているのです。
毛穴パックのリスク
毛穴パックの吸着力は見た目以上に強力で、その吸着力はガムテープ並と言われているほどです。実際に使ったことがある人は体験済みかと思いますが、毛穴パックを剥がす時はとても痛いです。そしてこのパックを剥がした時に潤いを保つための皮脂や角質までも取り除いてしまっているのです。
皮脂が失われると・・・
皮脂が失われると潤いを補うために過剰に皮脂が分泌されます。皮脂が過剰分泌されるとテカリやニキビに繋がり、更に毛穴も広がってしまいます。毛穴が広がると、黒ずみができやすくなりイチゴ鼻になってしまう危険を伴います。
角質は悪いものではない
角質は悪いものというイメージを持たれている方がいますが、実はこの角質は外から肌への刺激を守ったり、お肌の潤いを守る役割を持っています。つまり、この角質が失われると外からへのダメージに弱くなり、潤いも保ちにくい肌となってしまうのです。
毛穴パックを使用した直後は汚れも取れ、肌もツルツルになるので良い様に見えますがこういったリスクも同時に伴っている事を充分に理解しておきましょう。
どうしても毛穴パックを使いたい場合
毛穴パックを使うリスクをここまでで説明をしてきましたが、どうしても使いたいという人は下記のことをすると良いです。
・パックを使用する前に蒸しタオルで毛穴を開かせる
・剥がす時はゆっくりと剥がす
・しっかりと吸着しすぎて剥がせない部分は無理やり剥がさずお湯などを使い丁寧に剥がす
・パック使用後は冷水、または化粧水でアフターケアをしっかりとする
毛穴パックは顔を洗顔してから使うのが基本ですが、蒸しタオルで毛穴を開いてから使うと肌へのダメージが軽減できます。冷水で洗顔だけをしてから使用している方はこの「蒸しタオルで温める」という1ステップを取り入れると良いです。
また、しっかりと吸着している部分を取る時は「汚れも一緒に取れそう」という理由から痛くても頑張って剥がす人がたまにいますが、それは肌へのダメージも大きいのでやめたほうが良いです。無理にはがさずにお湯などを使い丁寧に剥がすようにしましょう。
毛穴パック使用後は開いてしまった毛穴を閉じるために冷水で肌を引き締めるのがお手軽です。化粧水を使うとより高いサポートを望める場合があるので、自分にあった化粧水を選び使用するのも手です。このアフターケアをしないと毛穴が開いた状態のままになってしまい、細菌や汚れが入りやすい状態になるので必ず行うようにしましょう。
まとめ
毛穴パックは使用した直後からツルツルを体感出来るのでハマってしまう人も多いですがリスクも高いので極力使わない様にしましょう。どうしても今日だけは特別な理由で使いたいという事であれば、出来る限りお肌へのダメージを軽減する形で使用する事をオススメします。
毛穴の汚れや毛穴が開いてしまう事は日頃のケアによって改善出来る部分です。しっかりと毎日のケアを行い毛穴パックを使わずともツルツルの肌を目指しましょう